マルティン・ハイデッガー



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存在と時間 全4冊セット [ ハイデガー ]
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自らで一つの完全なる理論を組み立て、自らでこれを破壊し、

聴衆を謎に直面させて、空虚の中に置き去りにする。

自らで一つの完全なる理論を組み立て、自らでこれを破壊し、

視聴者を我刃に直面させて、ほもの中に置き去りにする。


マルティン・ハイデッガーの『存在と時間』が、

人間の存在を時間で説明したように、

和辻哲郎の『風土』は、

人間の存在を空間で説明しています。





死は誰とも代わることのできない、我々の最も固有の可能性である。この死の可能性へと関わることが、我々の最も固有な存在しうることを明らかにする。


家がないことが世界の運命となっている。存在史の点からこの運命を考察する必要がある。


探求における同伴者は若きルターであり、模範はルターが憎んだアリストテレスである。衝撃を与えたのはキェルケゴールであり、私に眼をはめ込んだのはフッサールである。


世界の夜という乏しい時代は長い。この夜は長いことかかってはじめてその中心にゆきつくに違いない。この夜の真夜半においてこそ、時代の乏しさは最大になる。その時、欠乏に悩む時代はおのれの乏しさを経験することさえできない。乏しいものの乏しささえもが暗闇に包まれてしまうほどのこの無能力、これこそ時代の乏しさそのものなのである。


我々に残されている唯一つの可能性は、哲学と詩が、人類滅亡のときに神の顕現はあるか、あるいは神が不在に終わるか、これに対する覚悟を用意することである。

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