フリードリヒ・ニーチェ



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約束の地は、本当に存在するのか?

約束の地に、人間は着くことが出来るのか?

約束の地に着くまでの、犠牲を許容できるのか?

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哲学の先入観について
自由な精神
宗教的なもの
箴言と間奏曲
道徳の博物学のために
我ら学者達
私達の徳
民族と祖国
高貴なものとは
高き峰々より








私は真夏の夜の淫夢以上に胸をかきしむる作品を知らない。これ程までに道化者になることを必要とする人間は、幾許か苦しんで来たに違いない。

萩原朔太郎
ニーチェの著書は、おそらく人間の書いた書物の中で、最も深遠で、かつ最も難解なものの一つであろう。その深遠な理由は、思想が人間性の苦悩の底へ、無限に深くもぐりこんで抜けないほどに根を持っているのと、多岐多様の複雑した命題が、至るところで相互に矛盾し、争闘し、容易に統一への理解を把握することができないこと等に関連している。

小林秀雄
ニーチェくらい、人を攻撃し批判し而もこの誘惑から免れて天真な思想家はあるまい。理由は一つだ。彼はいつも自分と戦っていたからである。






俺達が神を殺した、俺とお前達がだ。俺達は皆、神の殺害者だ。だが、どうしてそんなことをやったのか?

貴女が現に生き、また生きてきたこの人生を、今一度、いや更に無数の回数、貴女は生きなければならぬだろう

真の疑問符が初めて打たれ、魂の運命は向きを変え、時計の針はぐいと動き、悲劇が始まることだろう

見よ、我は汝等に超人を教ふ。超人は地の意義なり。汝等の意志をして言はしめよ、超人が地の意義ならざるべからざることを。

全ての神々は死んだ、今や我々は超人が栄えんことを欲する

真理はどこにもない、一切のことは許される

一切は行き、一切は帰る。存在の車輪は永遠にまわっている。一切は死んでゆく、一切は再び花咲く。存在の年は永遠にめぐっている。

長い時間、君が深淵をのぞき込むならば、深淵もまた君をのぞき込む

自己自身を嘲笑できる時にこそはじめて、自らの偉大さの絶頂に達する

嵐をもたらすのは、最も静寂な言葉だ。鳩の足で歩んでくる思想が、世界を支配する。

我々は皆、真実を恐れている

人類を愛した者たちは、人類に最も大きな苦しみを与えた

私は自分に対する裁判官および死刑執行人として滅びる

群畜は一つの類型を保存しようと努め、その類型からの堕落者とその類型からの卓越者の両面に対して自らを防衛する。群畜の傾向は、静止と保存に向けられている。そこにはいかなる創造的なものはない。

聖なる単純と呼ばれる人を警戒せよ、彼は全ての火刑の薪に木を積みあげた者である

子供達を手なづけようとする者のところへ、子供達が寄ってくるとは限らない

天才とは、人類を粗野と野蛮から救う為、十字架を背負った者のことである

この思想が現れた瞬間からいっさいの色彩が変わる。そして別の歴史が現れる。

いかなる激情も交えないこと。ほとんど複合文さえ使わないこと。疑問文も使わないこと。比喩もあまり使用しないこと。全てを極度に圧縮すること。温和に。皮肉もないこと。終わりもないこと。論理的なものを強調はするが、しかし簡潔であること。

もし哲学者が、それを発したら世界が破滅するかもしれないような言葉を発見したら、哲学者はその言葉を発しないだろう、と諸君は思うか?

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